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「月子さんの歩き方」
宮本輝「三千光年の星たち」に出てくる,坪木仁志が赤尾月子に教わる
レシピもいいが,この歩き方は印象深い,変なところに感心している。
30年後の自分を考える主題であるが,既に70年経っているので,30年後
の自分が考えられないという情けない状態でありますが,歩き方は直ぐに
実行して結果がでるのでよろしい,ははは。
普通歩いている場合は,踵着地で颯爽と歩くのですが,月子さんが仁志
に教えた歩き方は山歩きの方法だそうで,小さい歩幅で,足の裏全体で
軟着陸して,体重を踵からつま先に移動する。
これは,無意識にはできない,歩いているうちに直ぐ元に戻ってしまう。
9,000歩ばかりこの方法で水平に近い街を歩いてみた,いつもは歩幅をな
るべくとって颯爽と(これは自分で颯爽と思っているのである,念のため)や
っているので,とぼとぼとGGが歩いているような感がする,もっとも,本物の
GGであるのであるがね。
結果を申せば,確かに腰にかかる負担は軽減される,また,歩きそのもの
が楽しくなる,一歩一歩の着地を意識して歩くので,時間の経過が遅く
なり,思ったよりも目的地に早く着く気がします。
小説から実生活に応用できる知恵を得ることは有るようでない,またない
ようであるという,その幾つかは忘れていくのですが。
でも,この山歩きの方法を一般の道でも応用すると,年寄りにはよろしいと
思います,重心が後ろ足に置きながら小さな歩幅でソフトに足の裏全面タ
ッチで歩行すれば安全なこと間違いございません。
後ろから見ると,まるで,剣客商売の無外流の老剣客、秋山小兵衛(あ
きやま こへえ)が歩いているような,お主できるなという風情が後ろ姿に漂
っております。
試しに,後ろから切り掛かって御覧なさい,重心が後ろ足にある為,さっと
沈み込んで,抜く手も見せず,あなたは切られていることでしょう,速成就
佛身ならぬ,即成就佛となるでしょう,ははは。
追記:嘉平さんはこのところ,乱読状態でございまして,いやいや,いろい
ろとのたまっておりますよ,ご迷惑でしょうが宜しくお付き合いのほどをお願
い申し上げます。
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posted by heisan at 22:08| 東京

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